ぼっち呑み備忘録

店に入ると人差し指を高くあげてにこり。そしてカウンターに座ったら呑みながら感じた事を綴り始めます。

大井町 大衆肉酒場ゼニバ

ハンバーグが食べたい。

その一心で彷徨う大井町


よく行く居酒屋は満員。

そもそも酒場にハンバーグは少ない。


ハンバーグ食べたい。

ハンバーグ食べたい。

ハンバーグ食べたい。

頭の中で夢屋まさるが飛び跳ねる。


坂道を下る。

あれ?こんな店あったか?

大衆肉酒場ゼニバ。

2階の焼肉屋の系列か。


慣れた右人差し指でカウンターへ。

新店なのだろう。

明るくキズのないラワン材のカウンターに座る。


ハイボールのギガジョッキ。

そして、おすすめの肉刺し3種盛り。

 

お上品ね。

酒にすればよかったわ。


さて、ハンバーグはあるのか。

メニューを凝視、あった!

 


いや待て。

ちょっと落ち着きながら行こう。

味わえ、牛のタタキ、ハツ、ガツ。

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そんなことを思っていたら店員さんが

「やみつき揚げハツがお酒に合いますよ」と。

 

それとハンバーグもお願いします。

(やっと頼めた)


「1日30こしか出ない、尾崎牛のハンバーグもありますよ。+150円ですが」


尾崎牛?じゃあそれで。


Google先生、尾崎牛。

http://www.ozaki-beef.com/company/about.html


わ。なんかこだわりのやつや!楽しみ!

 


揚げハツが来る。

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素揚げなのね!

衣あるかと身構えてた。

ない方が好み。

 

塩とカボスの風味が脂を緩和。

流し込むハイボールの泡が弾ける。

これは最高だ。

 


やがて、ハンバーグがやってきた。

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小ぶりだが酒飲みには丁度。

熱した溶岩で断面を焼く。

レア好きにはたまらん。

淡路玉ねぎソースをつけて食べる。


念願。

夢屋まさるの昇天。


夜ハンバーグならここへ来よう。


最後に日本酒。

日本酒は賢い。

口の中の脂は日本酒で洗う。


最高じゃないか!大衆肉酒場ゼニバ!

素敵な時間をありがとう。

 


ジムビームハイボールギガ  399+500

肉刺し3種盛り600

やみつき揚げハツ290

尾崎牛のハンバーグ940

日本酒449

大井町 魚箱

湿り気と熱を帯びた空気は

ウレタンの壁くらい体を押し返す。

 


見ていた動画は筋肉体操。

こんだけ筋肉あれば誰でもかっこよくなるよ。

 


最近筋トレを始めた。

プランクが辛い。

いや。それ以上に飲めないことが辛い。

飲みたくて飲みたくて震えるアル中予備軍。

 


だって、大井町

真っ直ぐ家に帰るには誘惑が多い町。

 


こんな日に限って、目に飛び込む気になってたお店。

魚箱と書いて「とろばこ」

いつも混んでるのに空いてるのよ。

 


入るしかないじゃん?それ。

筋トレ?

ん?

明日やろうはばかやろう?

明日やろう?

ばかでしょ?

うん。ばか!

ね?

 

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この間、コンマ2秒。

 


気づいたらハイボールが手元にあった。

キンキンに冷えてやがるっ……。

 


どうしようもねえ。

 


塩辛酒盗の三点盛りを頼む。

 


食う。

くそう。こんなの日本酒じゃねぇか!!

 


故郷の酒ばくれんが注がれ辛口と鰹酒盗が混ざる。

あ、ありがてえ!

犯罪的だ!うますぎる!

 


イカの塩辛と帆立の酒盗は、

文字通りあっという間にばくれん150m lを乾かした。

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播州一献と刺身3点盛り。

甘く感じた播州

いや美味いよ。

 

 


酒、3点盛り。

そして、サービスでマグロの胃袋がついた。

湿り気と熱を帯びた空気は

ウレタンの壁くらい体を押し返す。

 


見ていた動画は筋肉体操。

こんだけ筋肉あれば誰でもかっこよくなる


最高かよ。

もう一杯飲まないと足りねぇじゃねえかよ。

楯野川。

 


うまいね、楯野川。

iOSで一発変換しなさいな。たてのがわ。

アップル頼むぜ。

 


誘惑に負けた筋トレ。

アルコールは敵という。

 


んなことはない。

仲良くしなさい。

たんとタンパク質を摂るから。

 


そんな理論でかれこれ2日はチートデイ。

遠ざかる武田真治

夏が来てるのに。

 


素敵な時間をありがとう。

ハイボール450円

塩辛酒盗の三種盛り780円

播州一献680円

お造り三点盛り1280円

楯野川880円

大井町 磯平

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13211659/top_amp/


日曜日との落差に苦しむ。

スロースターターは月曜に苦しむ。

加速を早めるためのガソリンが欲しいところ。


気づけば磯平。

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右手人差し指を上げながら空いているカウンターを目指す。

 


座るか座らないかのタイミング、緑茶ハイ注文。

もちろんイケメンジョッキで。

 

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これがイケメン。

値段2倍で量は2.5倍だそう。

ぐびっと行けば、やっと今日が始まる。

 


そして、社長がやってくる。

 

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これが社長。

いわゆるもつ煮。

具によって、役職名が付いている。

 


社長だなんて、おこがましいという方はぜひ課長を。

豆腐は食べるべし。

よく染みてふわふわ。

たまらん。

 


そして、巾着を割ってもつ。

臭みは全くない。

油揚げとともに食べて溢れる汁を噛む。

 


こってりした口には大根。

これもまたよく染みている。

味を壊さず、まったりを壊さず。

 


そして、卵を食べる。

これは必要ないだろう。

味が染みたゆで卵を考えた人は誰なのか。

きっと神。

 


残して置いた豆腐を。

これは本当にたまらん。

 


てっさが来た。

 

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390円でふぐが食える。

この店くらいじゃなかろうか。

コリコリが酒を奪っていく。


気づけば酒がない。

お代わりはもちろんイケメン。


この金額ですっかり酔えるのがよい。

明日から頑張れるー!


素敵な時間をありがとう。

 

緑茶ハイ(イケメンジョッキ)400円×2

もつ煮(社長)500円

てっさ390円

大井町豊後屋

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13109318/top_amp/


体に疲れを感じる。

帰宅ラッシュ帯のこの時間には珍しい。

空いた席に座る。

まもなくお年寄りがやって来て譲る。

ありがとうございます、とお辞儀が深々。

屈伸運動しただけだったか、と苦笑い。


最寄りの駅に近くに連れて人が増える。

品川を過ぎると最悪だ。汗が滴る。

ぎゅうぎゅうの車内から押され押されてホームへ。

まるでところてんの気分だ。

どっと来た気怠さを連れて、金曜の熱気に流される。


飲もうや。少し。

少しな。


こういう時に深く飲むと大抵朝だ。

何度も踏み続けた同じ轍を次は踏むまい。

策は講じてある。

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2階へ続く階段。

飾られた暖簾を左へ。

扉を横に引く。

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「いらっしゃいませ。」


慣れた右人差し指を高らか。

案内された席には椅子がない。

深酒せぬ策は立ち飲み。


サクッと飲んで帰るが吉。

ヒットアンドアウェイだ(?)


キャッシュオン式のお店。

はじめに予算を決めておけるのも良い。

ありったけの小銭と千円を取り出す。

これで十二分なのがありがたい。

このメニューを見よ。

 

悲しきサラリーマンの味方。

素敵だ。

 

ホッピーセットと塩辛が来る。

450円を渡す。

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ぐびっと飲む。

この瞬間のふわっと来る感じがたまらない。

やっと今日が始まった。


そして、特筆することのない塩辛を噛む。

それが良いのだ。


壁に貼られた手書きのメニュー群と注意書き。

それが良いのだ。

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店内の装飾。

脚立で一個一個画鋲で止めたんだよ。

なんか涙出るだろ。

それが良いのだ。

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レバーフライが来る。

ハーフだから200円を払う。

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レバーフライを食べに来たのだ。

ソースがびったりの衣にからし

レバー特有の食感と味が広がる。

ホッピーが合うの何の。

これが200円だよ?


豊後屋ではレバーフライを食え。

これは後世に残るべき言葉。

 

たまらん。ホッピーが減る。


すまんな。ご主人。

これだけでホッピー開けちまって。

千円札は財布に返してしまった。


せんべろどころのコスパじゃないわ。

素晴らしい。


けどもまあ、ホッピーセット開けると流石にちょっとほろ酔いだ。

あー。座りて飲みてぇな。

誓いを忘れて、も一杯いっちゃうか?

 

ヒットアンドアウェイなんて高尚な策だ。

愚かなファイターはここぞとばかりにハシゴに繰り出す。


素敵な時間をありがとう。


ホッピーセット300円

中200円×2

塩辛150円

レバーフライハーフ200円